よさこい・スノーボード・ウェイクボード 高知アートウェイブ

2002年「古典モダニズム コントラスト」

人の世は儚きもの。
カタツムリの頭のような狭いところで、何を争っているのか…
今ではすっかりお馴染みになったのだが、当時、アートウェイブは「祭りなのに笑わないチーム」だとか揶揄されていた風潮もあり、その声に対する返歌として、この年を構成。
太陽があり月があるからこそ、この世の自然が成り立つ、
すべて陰と陽が引き合っているわけだから。
そして、無理に同じように笑いを揃えることは、とても愚かである。笑いたくなれば笑う…
面に出ずとも、真の笑い、懐に持つ。これ、倭美なり。

衣装

和服のスタイルは、ある意味完成させられたもので、江戸時代以降、大きな進化が見られない。明治時代に洋服がヨーロッパより持ち込まれ、和服を日常で装う機会が減り、そこで和服は進化をやめたのだ。
もし、和服が洋服の要素を取り入れて進化をしたなら…こんな着物スーツがあってもいいのではないだろうか。
帯の名残として、ウェスト部に金糸入りのポケットとバックスタイルに垂れをあしらった。
赤×黒、和×洋のコントラスト。
スカートのスリットから覗く脚が艶やかで、踊り子から「古典モダニズム」を文字って「古典チラリズム」と呼ばれていた。
別名、「金魚の衣装」(垂れが金魚の尾ひれに似ているため)

音楽

天地(あまつち)の狭間 万の言の葉  人の世はこの世のわずかな儚き流れの ひとつよ

土佐の 高知のはりまや橋で 坊さん簪買うを見た

人謗る者は謗るに任すかす 人嗤う者は嗤うに任す 天公本真を知る 他人の知るを覓めず
蝸牛(かぎゅう)角上(かくじょう)、何事をか争う 石火光中 此の身を寄す
富に随い 貧に随い 且(しば)らく歓楽す 口を開いて笑わざるは、是れ癡人(ちじん)
~天のみが真を知る 人の世は儚きもの 争いは 愚かな話~

面に出ずとも 真の笑い 懐に持つ 是れ倭美なり

山水のうねり 草木の茂り 鳥の声 獣のざわめき

よいや よいや

…幕末の洋学者・儒者である佐久間象山の漢詩「慢述」と、中唐を代表する詩人の白居易が残した漢詩「対酒(酒に対す)」をモチーフにし、固定観念にとらわれ、自らと違う価値観である傾奇者(かぶきもの)を揶揄する者たちへのメッセージとした。
導入部の女性ボーカルの低音は、多くのチームが女性のハイトーンを起用していた風潮に逆らった形。

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